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木工細工・蟷螂(とうろう)の斧

2008/01/06(日)

ちょうど2ヶ月ほど前、息子はリハビリ病院で、初めて木工細工をした。
筆立てのような簡単に出来る物だったが、楽しそうだったので100円ストアで探してみる。

合板に20?40のピースが入っており、手でくり抜き、互いの溝をはめこんで合わせ、組み立てていく、あれである。溝の接合部が30?50位ある。
一枚の説明書に、簡単に作り方と、ピースの図に小さく番号がふってある。
30位までの溝の番号を探して、接合するのは楽だが、40位になると探すだけでも結構、集中力がいる。1個のピースに3,4個の溝がある時は、出来上がりの写真を見て、方向など見当をつけなければならない。
息子にとっては、集中力、想像する遂行能力、何番までしたか、記憶力がいる。

第1作、『怪獣』・・・買ったことも忘れ、見ても これ何? とも やってみようとも言わない。
(買うときは手にとって、色々品選びしていたのに・・・)
「さぁ やってみようか?」 掛け声かけ、鉛筆で番号をチェックしながらやりだす。

ピースの溝をサンドペーパーかけて、溝の接合具合をみながら組み立てていく。
もちろん100円だから、きつかったり、ゆるすぎたりたりだが、デザインはとても良く、全体像が見えてくる頃には夢中で一生懸命。
「ヤッター できたー ばんざーい」

3作目、まだ私の掛け声がいるが、興味が出てきた。また買いに行く。
4作目、自分で 『かまきり』 がいいと選び、サアやると自分で机に広げている。
番号をチェックしながら組み立てている。
少し形が出来ると、番号をさがして合わせるより、面倒とばかり出来上がりの写真見ながら、見当で作っている。尻尾が反対。番号見てやりなおし。最後までノリノリで出来上がった。

私がなにげなく、「振りかざした前足は『蟷螂(とうろう)の斧』だね」 と。
「なになに なんの事?」 辞書を引き、自分から読む。
「そうか? かなわなくても強いヤツに向かっていくのか?」 などと。
前足をふりあげ、羽を広げ、眼をむいて相手を威嚇している姿は、緊迫感があり、品選びの時から思い入れがあったようだ。 
7作目『ライオン』 ねばっても出来ないようだ。穴の位置がどうも違う。結局接着剤で完成。
10作目『犀・さい』 最初は番号だったが、ピースの重ね方を写真見て殆んど仕上げる。

材料として、3枚張り合わせた薄いベニヤで出来ており、デザインは違っても、組み立て方は一緒。息子としては、番号あわせて(理屈考えて)作るより、今まで記憶に入った、慣れた作り方で作り上げたようだ。1回の短期記憶では全く入らず、何回も学習してその経験が、忘れにくいエピソード記憶となるまで頑張らなければ・・・まわりは我慢我慢!!

正月5日  買い物がてら100円ショップに寄る。まだ作ってないのがあったと、1枚買う。
自分で選らんで。  帰ると早速 作ってもいい? 
黙っていても夕食手伝うのに知らん顔。 やがて20分位で仕上げ、
「サメだ? 楽しかった!! 充実してたわ?!!」 喜色満面。 初めてだ。こんなに自分の感情で、言葉でよろこんだのは・・・ びっくり。

いままで夢の夢だった、好奇心、意欲、完成までの持続力、そして達成感。遠くの遠くに少し見えてきた。 
さあ 休みも今日まで。 明日からまた先へいこう。
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テーマ:ほんのちょっとでも前進! - ジャンル:心と身体

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