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リハビリ 記憶

2006/10/16(月)

リハビリ風景 (5)

息子の後遺症としての記憶障害の回復に、リハビリの先生は実にいろいろな工夫で、リハビリを楽しくしてくださる。(勿論ペーパーテストのような回復訓練もたくさんしていただきますが、そのまま書くといろいろ問題があり、省いています)

◆トランプ・神経衰弱・・・ 先生と2人でするために、トランプの1?Kまでを2組使ってする(26枚)
その中から裏返したまま1枚取り、トランプの山から外し、中に半端になったトランプ1枚が鬼になるようにする。裏にして残りを全部場に並べ、普通に表に返して2枚ずつ合わせて取っていくが、早く鬼が分かった方が勝ち。分からなければ枚数を多くとった方が勝ちになる。

◆お椀を3コ伏せて、サイコロ1個を中にかくす。お椀を動かしてサイコロがどこにあるか、当てる。
お椀を多くして、どこに入っているか?
サイコロを2個にして どことどこ?
サイコロをブロックにして どんな色が入っていた?
作業の途中で 今日は何月何日? お天気どうでした?お椀に注意が戻ってもわからなくなってしまう。

◆お椀がグレードアップしてパイロン(コーン)・・道路工事に入らないように置いてある赤い三角帽子のようなもの・・勿論それの小型。赤青黄の3色。
20個か30個を机の上に伏せて、中に時計(本人の物)とかサイコロとか隠す。
また机の前に立った本人に、時計の入ったパイロンを確認させてから、目を閉じさせて体をくるりとまわし、方向分からなくしたり、また目を閉じたまま机の場所を異動させて、初めの方向がわからなくしたり。

最も難しいのは、入れた場所を確認させてから目を閉じさせ、秋においしい食べ物は何ですか?果物5つあげてください、などと会話して目をあけたときには、全く場所を憶えていない。
私も隣で見ながら会話の方に注意がいっている間に、分からなくなってしまった。記憶しながら、集中力を他のほうに向けるのは、とても難しい。

◆リハビリ室の地図を書かせ、本人が見ないように隠し、ここに時計隠しましたよ?と地図の上で示し、探させる。
1個の探し物が2個になり、それができると、帰りには入り口の手洗いで手を洗ってきてください、などと指示がだんだん複雑になる。
地図と場所の間を、行ったり来たりしながら捜している間に、先生が地図をくるりと回したりする。もう見当が違ってわからない。

◆私がすることを見て真似をしてくださいと。
先生隣の机に行って封書を一通取り、窓のところへ行ってそれを置き、本棚に触って机に帰ってくる。だんだん複雑に変化する。2つか3つはできるが後はさっぱり分からない。

このような訓練を重ねて、少し体に入ってきたなぁというところまで、何回も何回も繰り返して訓練する。
文章を書くことも 図形を書くことも 体を使って物を探すのも、全部が突き詰めれば大なり小なり記憶障害、遂行障害の訓練ということになるわけで、本当に気の遠くなるような訓練の、積み重ねである。

正直な話、先生方の待って待っての忍耐力を見ているうちに、
気短な私の性格も少し変わってきたような?? 感謝感謝 m(__)m
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テーマ:ほんのちょっとでも前進! - ジャンル:心と身体

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