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退院 リハビリ
2006/09/15(金) 闘病日記 (22)
平成16年8月5日(術後1年10ヶ月) 今日は作業所の友達が、犬の散歩がてら遊びにきてくれる。 うれしそうにニコニコして話している。 16年9月 今までの数多い友達も、当然少しずつ疎遠になってきたが、心配して来てくれる友達や、電話やメール頂いて喜んでも、自分から返事しようという意欲にはつながらない。 訓練して、習慣として出来るようになった事は(台所仕事、洗濯物)、黙っていても自分から出来るが、好奇心から意欲を持って事に向かうと言う人間的な作業は、出来ない。とても難しい。 だから きまった形式の知能テストが良くても、まったく1人では生活出来ない。 いろいろなテストがあるにしても、総合的に考えるにしても、その指数では高次脳障害は表せない・・・と思う。問診が重要になってくる訳だ ここにくると当然、ではマニュアルには当てはまらない、高次脳のリハビリはどうしたら? の問題になってくる。 リハビリテーション(社会復帰、更生指導)には3種類の療法がある。 PT(理学療法)・・身体の障害者に対して、運動、マッサージ等々で回復させようとするもの。 OT(作業療法)・・精神と身体の障害者に対して、手芸、リクリェーション、前職業的また自立のための作業等々で、回復をはかろうというもの。 ST(言語療法)・・言語の障害者に対して、それを見極めるための検査、診断を行い、一定の治療方針に従って、回復させようと言うもの。 今 リハビリ病院で、1週間で『PT1時間』 『OT1時間』 『ST20分』 の訓練を受けている。 PT・・・身体的なことなので、1週間1時間にしても意図はよく分かり、では 自宅でどうすればいいかは分かる。 OT・・・先生1人で3人ぐらい担当しておられ、1人でパソコン、手芸などの手作業が出来る人はいいが、先生との会話もリハビリの内と思っている息子の場合はう??ん・・考えてしまう。(人手も不足していたのだろうが・・・) ST・・・週に20分、緊張とるだけで時間は終わりそう。見学は出来ない。メモとる習慣の手始めに、朝食のメニューを書くように宿題。 しかし 自宅でのリハビリ、生活指導まで手は回らない。 四六時中がリハビリと思っている家族と、一体になって欲しい。 生活上はどうしたらいいかに答えて欲しい。 今が大切な時期と思う焦りが、だんだんストレスとなってたまり、近くに高次脳外来が出来たのを機会に、受診し、転院を強く考えるようになった。 来月10月は術後 満2年。 定期検査を兼ねて高次脳外来を受診する。 スポンサーサイト
テーマ:ほんのちょっとでも前進! - ジャンル:心と身体 |
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